企業の相談窓口や人事よりも、後輩や部下を持つ先輩・上司の方が相談をされることは多いはずです。メンタルヘルスカウンセラーとして、相談対応時のやってはいけないNGをお伝えします。
1)相談時に説教をする
まずは話を聴いて、状況確認と相談者の気持ちに寄り添うことが重要です。
自分の話や感情よりも相談者の話を聴くことに集中しましょう。
2)本人の話を否定する
相談時に否定することは絶対にしないでください。
否定すること=自分のことを否定された、この人は味方ではないなどと否定的になり
話をしてみ意味がないと相談に来なくなってしまいます。話を聴くコツは共感と肯定です。
3)話の腰を折る
途中で口出しせずに最後まで話を聴いてください。
相談者は話を聴いてほしいのに、聴いてくれないと感じたらそこで心の扉は閉まってしまいます。
4)本人の話のみで判断をする
相談内容によっては事実確認が必要なこともあります。
相談者の感情に引っ張られて、偏った判断をしないように気を付けてください。
共感することは話を聴く技法としてとても重要ですが、間違った解釈に賛同することとは違います。
「そんなことがあったから悲しんでいるんだね」「とても大変でしたね」など、相手の感情に寄り添うことです。
これらは、普段の会話にも当てはまることです。常に意識すれば自然と傾聴のコツがつかめると思います。しかし、意識しながら話を聴くことはとても体力を消耗するので、相談時は時間を決めて(長くて40分くらいが理想)話を聴いてください。時間内に終わらなければ別日に繋げましょう。
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