若年者の職場でみられる精神疾患

20~25歳の若年者に多く見られる職場でのうつ病。

最近は30代のうつ病患者も増えてきている傾向です。


職場でみられる特徴的な精神疾患をご紹介します。


昇進うつ病

昇進による環境の変化によって生じるうつ病。

 部下ができる、増える、様々な責任からのプレッシャーなどでストレスが溜まり心身の不調に繋がります。40代にも多く見られ、嬉しい出来事でも環境の変化でうつ病になりやすくなります。 最初はやる気に満ち溢れていても徐々に変化が出てきます。

症状は、不眠、頭痛、吐き気、めまい、食欲の減退。

まじめで弱音を吐けない人が発症しやすいです。


荷下ろしうつ病

ストレスのピークを越えて、張り詰めてた気持ちが解放されたときに気が緩み、ほっとしたと同時に空虚感が押し寄せ発症します。 大きな仕事が終わった時期は注意が必要です。 

子育てや介護の負担が軽減された人も発症しやすいです。

 症状は、不眠、食欲の減退、抑うつ状態。

まじめで几帳面、仕事熱心、責任感が強い人が発症しやすいです。


燃え尽き症候群

別名「バーンアウトシンドローム」

一生懸命に熱心に仕事に取り組んでいた人が、急に燃え尽きたように意欲を失ってしまう症状。努力してきたのにいい結果が得られなかったり、評価をもらえなかった場合に心身の限界になり発症します。 

症状は、極度の疲労感、意欲低下、達成感の低下、精神的なエネルギー低下・枯渇、脱人格化

※脱人格化…相手に対して冷淡、攻撃的、イライラなど

男性より女性の方がなりやすい傾向にあります。



これらの予防は「気付き」です。

自分の気持ちの傾向を知り、ストレスを対処する方法を見つけておくこと。

一緒に働く人のいつもと違う変化に気づくこと。


あとは、生活習慣の乱れを防ぐ。

睡眠と食事をきちんと摂るだけでも脳のエネルギーを保ち、うつ病になりにくくなります。


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さて、会社の周りも春めいて桜が咲き始めました。

東京は少し天気が崩れますが、週末また新しい桜が咲くころなので楽しみです。

忙しい日々でも、少しだけ気持ちを落ち着ける時間は作ってくださいね🌸

たったの5分でも違いますよ😌


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