適応障害が理解されにくい理由3つ

昨今、ようやくうつ病が何かを知ってもらえる機会も増えていますが

精神疾患は沢山あり、その症状や関わり方も様々です。

その中でも、うつ病と症状が似ているために理解されにくい

「適応障害」を知ってもらいたいと思います。


適応障害とは・・・

日常生活の中でかかるストレスに上手く適応できず、心身のバランスが崩れ、心身に症状がでることにより、社会生活や日常生活に支障を生じること。ストレス因がはっきりしていてそれに対して過剰な反応が起こった際にでる状態のこと。



1)ストレスの感じ方

どんなことにストレスを感じ、どの程度のストレスを感じているのかは人によって違います。自分は大丈夫でも他の人には耐えられない状態や状況の場合も多いです。それだけでなく、置かれている環境や周りのサポートも様々なので、昇進や転職、結婚、引っ越しなどの環境の変化に対応できずに適応障害になる可能性もあります。前向きな環境の変化でもなるため、周りからの理解が難しいとされています。


2)気分の落ち込みがない状態

適応障害は、ストレス因(事柄、環境、人間関係など)から離れると気持ちが安定します。例えば、ストレスの原因が職場だとしたら、出社しようとすると体調が悪くなる。仕事中に吐き気、冷や汗、めまいが激しくても、会社を出たら不安から解放され症状が一気になくなる。元気に見えてしまうことから、周りから仮病だと疑われ理解されない人も少なくありません。


3)外出ができる

ストレス因から離れると心身の状態が改善されます。そのため、外出も問題なく出来たりもします。(うつ病は離れても常に落ち込んだ状態です)

治療の一つとして、医師から散歩などの外出を勧められます。太陽の光を浴びることが重要。太陽の光を浴びることでホルモンの分泌を促し、質のいい睡眠に繋がります。もちろん、身体の組織を作るための食事、運動なども必要です。これらが、うつ病の予防にもなります。


そして、、、

ストレスの原因がわかる適応障害であっても、時としてストレスの原因がはっきりとわからない脳の病気「うつ病」になってしまう確率も高いです。


適応障害や精神疾患のサポートは、まずは「知る」ことから。

理解が難しい場合もあるかもしれませんが、知りえたことを思い出して気持ちに寄り添ってあげてください😌


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