メンタルヘルス対策担当は、従業者のこころと身体の健康維持・予防のために最新の情報も周知する役目があると思います。
厚生労働省からの最新情報、法改正に伴う研修をやっていかなければならない中で「今」やるべき研修は何か。 それは、ハラスメント防止対策にまつわる研修です。
「改正労働施策総合推進法」が施行され、2020年2月から大企業、2022年4月から中小企業のパワーハラスメント防止措置が義務化されました。私たち担当者は、従業員がより働きやすい環境になるように情報を発信する!そのために今行うべき研修はこちら。
1) パワーハラスメント
・パワハラ6類型
・事例からのディスカッション
・パワハラの対応策
・新)LGBTQ+に関わるアウティングの説明
・相談窓口の設置、共有 など
2) セクシャルハラスメント
・相談できる環境づくりのディスカッション
・相談窓口の設置、共有 など
3) カスタマーハラスメント
・顧客が要求を実現するための手段、態様が社会通念上不相当な言動
・顧客への対応と予防策のディスカッション
・他社事例の紹介 など
この3つのハラスメントは、過去3年間で相談件数が多かったものです。
以前は3番目に「職場における妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント」でしたが、過去3年で急速に増えたのがカスタマーハラスメントです。
コロナ禍もあり、コミュニケーション不足の影響やコロナ終息が見えない不安やイライラから、カスタマーハラスメントが増加したとも言われてます。
カスタマーハラスメントもパワハラやセクハラと同様に「昔はこんな状況よくあった。だから問題ない。」というわけではなく、"本当はいい言動ではなかった" ということから知ってもらい、予防・対策を講じていってはいかがでしょうか。
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