令和2年に厚生労働省が、全国の企業・団体に勤務する 20~64 歳の男女労働者 (経営者(自営業を含む)、役員、公務員を除く) 8,000 名に、ハラスメントの経験有無・頻度の実態調査を行いました。
その結果からハラスメント対策の重要性を見ていきましょう。
その前に、様々なハラスメントの中で企業側が把握しているハラスメントの割合です。
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ハラスメント企業該当件数TOP3
1位 顧客等からの著しい迷惑行為
「長時間の拘束や同じ内容を繰り返す等の過度なクレーム」59.5%
2位 セクシャルハラスメント
「性的な冗談やからかい」56.5%
3位 パワーハラスメント
「精神的な攻撃」74.5%
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この順位を頭に入れて次を確認してください。
労働者8,000人に聞いた、ハラスメントを受けた経験割合
1位 パワーハラスメント 31.4%
2位 顧客等からの著しい迷惑行為 15.0%
3位 セクシャルハラスメント 10.2%
この図表からわかるのは、ハラスメントが一度だけではなく何度も受けている人が多いということ。そして、企業該当件数と順位が異なることから、企業側が把握している以上にハラスメントが起きているということです。だからこそ、見えないハラスメントを無くすためにハラスメント予防や対策が重要となります。
最近では「顧客等からの著しい迷惑行為」も問題になっており、この過度なクレームもハラスメントであると認識したうえで事業場側は従業員を守っていく対策もしていかなければいけません。
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